【告知:僕の仕事に名前がつきました】

最近ある取り組みの中で意欲を高めるとか伸ばすとかではなく、もともとあるものを「解放」するんだという思いを強めたのですが(この取り組みについてはまた別途書こうと思います)、それがとても自分の中でしっくりきて、伝わりやすそうな気もするので、自分の職業に名前をつけることにしました。今まで無かったんですよね;;

やる気を解き放つ人ってことで、
「モチベーション・リベレーター」です!
(おー、やっぱり書くと恥ずかしいな。でもやめない。)

はい!そういう訳で、今日から僕の職業はモチベーション・リベレーターになりました!
今度名刺作ったらこれも書いとこっと。

これで「ご職業は?」と訊かれても、ちゃんと元気に返事ができますね!
(説明しないといけないことに変わりはないが・・・)

リベレーターでググると、3Dプリンタでつくる鉄砲とか怪しいのがでてきますねw
でもかのシモン・ボリバルもリベレーター・シモン・ボリバルと称されるらしいし、いいかな。

大事なことなので繰り返します。
(とりあえず連呼して慣れたい)

俊明くんの職業はモチベーション・リベレーターになりました。
池田さんの職業はモチ・リベです。

よし、ちょっと慣れたぞ。

プロジェクト進行中【参戦クラス募集!】

現役の先生方と協力して、こんなプロジェクトを進めています。

子ども達がデザインした「勉強ぎらいモンスター」をドリル・ダンジョンに解き放て!

自分が、友達が、デザインしたモンスターたちが徘徊するダンジョンを探索。捕まえたモンスターたちを「モンスター図鑑」にコレクション。コンプリート目指して進むうちに膨大な計算練習が出来てしまうという目論見です。

画像のモンスターたちは、畝傍北小学校・大正小学校のみなさんがデザインしてくれました!すごく個性的でしょう?これは収集欲を刺激されます(笑)

まだ準備段階ではありますが、参戦クラスを募集します。関心を持たれた方は是非お問い合わせ下さい。(コメントはスパムが多いので問い合わせフォームの利用をオススメします)

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夏の思い出?

部下達を、早朝から深夜まで徹底して働かせる。

今が勝負!結果を出せ!数字をだせなきゃ何にも残らないぞ!激励したり、時には厳しく叱ったり、如何にして彼らに自発的に無理をさせるかが重要だ。

僕は彼らに、短期間のうちに、必要最低限の知識や技術を詰め込み、他社との競争に勝たしめ、結果を残させねばならない。しかし追い込みすぎて壊してしまっては会社の評価が下がる。彼らに対する長期的な育成計画などありえない。約半年後の結果が全てだからだ。その後のことは申し訳ないが僕は知らない。

「部下」を「生徒」、「働かせる」を「勉強させる」にかえてもらえば、僕のかつての仕事です。 … どこのブラック企業かと思ったでしょ?(笑)

でもね、「結果が出た」子には案外悪くない思い出だったりするんですよ。自信の源泉になったり。いや、ほんとに。こわいですねー。  労働観をかえるなら、まず勉強観から。。。

魔王あるいはお代官様としてのお勉強

人々を不安と恐怖で縛り、服従を強要し、 従わないものは迫害し、容赦なく罰をあたえ、 従順であっても能力不足とされたものはバンバン切り捨てる。 ゆえに、従うものもまた常に不安を免れ得ない。 それは従順かつ評価の高いものにとってさえ同じである。

まるでゲームやファンタジー小説における「魔王」のような、 はたまたクラシカルな時代劇における「お代官様」のような存在。

子ども達にとって今、「勉強」はこういう存在。※ もちろん本来はそうじゃなかったはず。でも今は「勉強魔王様」で「お勉強様」 こいつと上手に付き合っていけというのは、なかなかハードな要求だ。

大人になって「お勉強様」から解放されたとたん「学び」の楽しさに目覚めるのは偶然じゃない。(誰かがついに目覚めないとして、それもやはり偶然じゃない。)

僕は、大人として、親として、子ども達に「魔王様に気に入られるようにがんばりなさい」とは言いたくない。絶対に言いたくない。 でも「勉強なんてしなくていい」ではダメだ。それでは、成長前につぶされてしまう。

必要な力を身につけ、「お勉強様」に使われるのでなく、それを「手段」としてこき使うようになるその日まで、子ども達を「お勉強様」から守り育てねばならない。

対抗できる力がつくまで、逆に相手を組み伏せる力がつくまで、「乗り切る」術を、そのための武器を、防具を、用意したい。

 

※そうじゃない学校、そうじゃない教室、そうさせない先生の存在は否定しないが、「普通」じゃない。

【報告とお礼:まげステ二号機が出撃しました】

先日お伝えした初号機に続いて、はやくも二号機が出撃しました。

今回の嫁ぎ先は、高槻市の小学校の五年二組(また五年二組!)。

異なる環境で、今度はどんな働きをしてくれるのか、初号機との比較が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

※引き続き、あまったPCを寄付してくださる方、まげステを活用してみたい先生や団体の方を募集しております。詳しくはお問い合わせください。

 

【報告とお礼:まなゲーステーション(仮)初号機が出撃しました!】

ノートPCにオフライン版まなゲーを詰め込んで、教室に送り込もう。
ということで昨年から準備を進めていた「まげステ」第一号が、先日無事にお嫁にいきました!
嫁ぎ先は、奈良県内の小学校の5年2組に決定。
写真は贈呈式(?)の模様です。
 まげステ初号機は、教室内に常駐し、子供たちに遊び倒され、学び倒される予定です。
また後日、その様子などをご報告できればと思います。
 PCを寄付してくださった方、ありがとうございます
 導入してくださった、先生、娘(?)をよろしくお願いします!
 ※引き続き、あまってるPCを寄付してくださる方、子供たちのためにまげステを置いてくださる教室、団体を募集致します。

ミラーニューロンによる共感

我々の脳は、例えば目の前の他人が身体的な苦痛を与えられているとき、またはそれを和らげるような行為をうけているとき、実際にそれを感じているのだという話を聞きました。それを自覚しないのは、自らの触覚からの情報が「それは、あなた自身に起こった事ではないよ。他人のことだよ。」という情報を伝えてくる事で遮断されているからであって、怪我や、麻酔による一時的な感覚の喪失などにより、その上書き情報が断たれれば、上記の苦痛や緩和を自らの身に起こったもののように自覚することが出来るのだそうです。

こんな話を聴くと、情報化の進展による、動画コンテンツの急速な増加が、我々の共感にもたらす可能性の巨大さを考えずには要られませんね。遥か離れた場所で起こっている悲しい出来事について、動画を通して、まさに自身に起こった事のように共感できるならば、それはとてつもなく大きな変化を生み出しうるのではないでしょうか。

 

罰金15ドル

アメリカの話ですが、テキサス州では、子どもが学校で携帯電話をカバンなどから取り出すたびに罰金15ドルなんだそうです。

僕が中学生の頃、月のお小遣いが大体そのくらいだったので(本代を除く)、1度の摘発でその月はスッカラカンです・・・。とりあえず「持って行かない」以外に対応のしようがないですね。

いや、学校で携帯電話使っちゃダメだよという指導自体は理解できるのですが、それを行政が刑罰つきで強制するというのはまた全然次元の違う話です。しかも「取り出したら」ですからね。行政が市民を、子どもを、どのように捉えているのかと言うのが端的に現れてしまっているのではないでしょうか。実際にはほぼ運用されていないトンデモ法の類なのかもしれませんが、議会がそれを成立させたという時点でもうね。

 

やがて陳腐化するという前提で学ばせるということ

市場経済において、スペックが明確化可能なものはヒト・モノ問わず全て陳腐化することになります。

そうなると、日々せっせと子ども達にプレッシャーをかけて身につけさせている、現在の学校教育において重視されている「学力」というものは、確実にその範疇に入る(センター試験や私大入試試験など、マークシート式の試験を考えてもらえば、これが如何に明確にスペック表示できるものかお分かりいただけるでしょう。)わけです。

ですから、その「それ自体は確実に市場において陳腐化して、それ自体はさして助けにならないもの」を今扱っているという事を自覚した上で、我々大人はこれに取り組まねばなりません。それはつまりどういうことか?現行のような子どものリソース(時間や体力)の多くをこれに割かせるようなやり方でやっていたのではいけないということ。一言で言えば「チャッチャと片付け」なければいけないと言うことです。

サイト理念でも語っているように、「道具」として「素材」としての基礎学力には非常に重要な意義があります。しかしその意義は、あくまで「手段」としての意義だということです。食事に例えれば、道具と素材を準備しなければ、当然御飯は食べられません。しかし、あまりに多くの時間をこれに取られてしまっては、調理も摂取もままなりません。これでは生きていかれません。まして、おいしくて、食べやすく、食事の時間が素晴らしいものになるような「料理」に仕上げようと思えば、かなりの時間をそのために残しておかなければなりません。もちろん、のんびりと横になって、しっかり「消化」するための時間も必要です。

少なくとも大人は、このことに自覚的でなければならないと思うのです。

 

A4にまとめる

最近、新しく人と会う機会が増えたので、まなゲーらんどに関する「こんなことやってます」チラシを作る事にしました。

名刺だと情報量が全然たりなくて、短い時間で伝えられないし、本当にご挨拶程度の時間しか取れないことも多いので、とりあえず渡してしまう。特に懇親会のような場では、周りの人も、色んな人と知り合ったり話したりしたいでしょうし、その中で僕の活動に関心があるかどうかも分からない人を長い時間つかまえるというのは、相手の時間を大切にしないことでもあるので、名刺プラスα(αにしては情報量が大きいですが;;)としてお渡ししてしまうことに。

で、実際に作ってみると、まっさきに伝えたい事というのをまとめなければいけないわけですが、A4いちまい、名刺に比べれば圧倒的にひろいはずのこのスペースに、案外まとめられないものです。そりゃ話も長くなるというものだ・・・。作りながら伝えたい事も整理され、初対面の人にその場で話すにはキツいけれど、興味をもってくれた人が後から読んでくれたらいいなというレベルのことも、敢えて書いておくべきだと分かったり、自分の取組みについて少し頭のなかを整理することが出来ました。

とりあえず第一弾を作成、発注したので今週中に手元に届く予定。作ったからには、配るぞー!

それにしてもチラシの印刷って安くなったなぁ。